バイオリン工房クレモナ京橋店トピックス     homeに戻る

2018年11月19日 虎杢の道具立て  

京橋の工房でもやっと製作道具立てを作りました。 この板はこたつの天板を利用しました。ちょうど虎杢も入っていて道具立てに

ピッタリでした。ここではほこりの出る仕事や大きな音の出る仕事はしません。

ニス塗りやバイオリンの渦巻き、弓作り、毛替え、修理・調整などをやっています。

来年2019年5月開催の大阪市中央公会堂での関西弦楽器製作者協会の展示会には楽器の他にバイオリン・ビオラ・チェロの弓

を出展するので今からその準備をしています。

   

こたつ天板と作業机 

 京橋での弓製作


2018年10月31日 暴れん坊将軍バイオリン 第4号完成

1枚の大きな木から木取りしたバイオリンです。横板も6mm厚の材料を手鋸で2mm厚の板2枚に切り出します。

そうすると同じ虎杢の材料が2枚取れます。バイオリンのエンドピン側から横板を見ると中心のハギの部分から

年輪と虎杢が左右対称に広がっているのが見えます。

バイオリンの横板は側面から見ると3枚の横板が連なって接着してあります。そこにでる模様や年輪も一本の木から取った

ことがよく見えます。

写真ではちょっと分かりにくいですが年輪や虎杢が繋がっているのが見えます。このバイオリンの材料が木取りされた部分は大木の

根元付近の部分で、木の繊維や虎杢がねじれ曲がっていて、それが却って美しい模様となり工芸的に素晴らしい出来栄えとなっています。

このバイオリンは5〜6年前高槻の工房で作り始め、枚方の工房でニスを塗り、最終仕上げは京橋で完成したものです。

   

11月2日〜5日の東京・弦楽器フェア(日本弦楽器製作者協会主催)で出展しようと思っていましたが、完成してまもなく売れたので、

東京の弦楽器フェアには私の製作した別のバイオリンを出展することになりました。フェア会場にはバイオリン・ビオラ・チェロを出展

しているので、ぜひ試奏してみてください。


2018年10月4日 弓製作
ここ 京橋店では弓製作も行っています。当工房では私の製作した弓も販売していて、数は少ないですが、

バイオリン、ビオラ、チェロ弓を常時試奏できるよう揃えています。

   

 現在制作中のチェロ弓

 この豆カンナでペルナンブーコを削ります。

現在 チェロ弓製作中です。弓は楽器と比べると部品数が少なく、それゆえ製作道具も大変少ないです。

完成した時の寸法や重量はほぼ決まっているので、材料の性質特性を見ながら微調整しながら作っていきます。

構造が単純なだけ作り手の繊細さが重要視される仕事です。

   
荒取りは写真上の少し大きなカンナを使います。 アルコールランプで熱を加え弓に反りをつけます


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